ネクタイをプレゼントする時に抑えておきたい「ネクタイの起源」/大切な人への想いが込められていた

上司や部下、夫などにプレゼントする定番といえば「ネクタイ」
ビジネスマンは普通に着用しているネクタイですが、そこに込められた願い・想いは意味深なものがありました。
ビジネスマンなら毎日着用するネクタイですが、疑問を感じることなく普通に毎朝「キュ」と引き締め、服装と共に気持ちも引き締めて出勤している事でしょう。
まずは、ネクタイはいったいいつごろから、ビジネスマンの定番ファッションとなったのか考えたいと思います。
恋人の無事を祈るネクタイの起源
ネクタイ発祥の地はクロアチアと言われており、ネクタイの起源は、クロアチアの兵士が巻いていた、スカーフにあると言われています。恋人や夫の無事を祈り、兵士にスカーフを巻いたことからその起源が始まったとのこと。
ルイ13世を守るためにクロアチアの兵士がフランスを訪れた際、彼らが首に巻いていたスカーフがネクタイの起源であるといわれています。
彼らは無事な帰還を祈って妻や恋人から贈られたスカーフを首に巻いていました
クロアチアの兵士が首に巻いているスカーフが、ネクタイの起源となった。
こうしてみると、現代のビジネスマンの無事を祈る妻や恋人が想う気持ちと似ているのかもしれません。
ちょっと素敵な話です。
cravate(クラバット)とは
クラバットとは、フランス語でネクタイを意味します。
その起源も兵士の巻いたスカーフにあり、ルイ14世とクロアチア兵士との会話の勘違いから生まれたとも言われていますね。
クロアチア兵士の首に巻かれたスカーフを見て、ルイ14世が興味を示し、側近の者に「あれは何だ?」とに尋ねたところ、側近の者はクロアチアの兵士について尋ねられたと勘違いし、「クロアチア兵(クラバット)です」と答えたため、その布をクラバット(cravat)と呼ぶようになったといいます。
日本では…
最近大人気の「進撃の巨人」でも兵士が首に巻いているスカーフ。あれもクラバットになります。
明治維新で西洋文化が日本に入ってきた頃、正洋服が大流行し、有名な写真では「土方歳三」の正洋服が有名です。
これも「クラバット」が着用されていますが、ネクタイはこの頃より「働く者の正装」として定着してきましたね。
ネクタイをプレゼントするならこうした気持ちを込めて…
このような「ネクタイの起源」を知ると、上司や主人、恋人に贈るプレゼントに選ぶネクタイも少し意味が変わってきます。
ネクタイはプレゼントの定番として、何も考えずに贈る事も多いかと思いますが、こうした「恋人や大切な人を想う気持ち」を込めて贈る事に意味があれば、貰う人の気持ちも少し変わってきますね。
大切な人を想う気持ちを込めたネクタイをプレゼントする事って素敵です。
ネクタイ発祥の地、クロアチア産の高級ネクタイCROATA(クロアタ)を贈るなんてのも意味深で素敵です。
是非、ネクタイに込められた歴史と気持ちを込めて、大切な人へのプレゼントにネクタイを選んでみてください。
(ネタとしても使えそうです!)
Croata(クロアタ)公式サイト
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